我が事務所で目標意識の共有・目標達成意欲の向上が見られるようになったのはチーム制を導入してからである。

チームとして行動し、チームとして事に対処する。

 

各チームの責任者（チーフ）が毎朝、朝礼後、チームミーティングを開催する。

　
内容はチームにより特徴があり少し異なるが、主に経営計画書の中の各方針の確認やスタッフのその日の行動予定の確認である。

 

時には悩みを打ちあけチームの皆の協力を得る。

 

また毎月アメーバ経営（時間あたりの付加価値・時間あたりの採算）のチームごとの成績が発表される。

 

自分がチームにどれだけ貢献したかが点数によって表わされる。

 

お客様に対してどれだけの附加価値サービスを与えることができたのかがポイントで示される。

 

まさにお客様への貢献度がチームへの貢献度と連動している。

 

スタッフは当然チームの為に努力を結集するようになりモチベーションもアップしてゆく。

 

経営方針書の内容は事務所の「目標」「基本方針」「新規開拓方針」「お客様第一主義に関する方針」「商品に関する方針」「内部体制に関する方針」「社員に関する方針」である。

 

これらを繰返し繰返し読み込むことではじめて潜在意識に透徹し、めざす目標が共有できるのだと思う。

 

そして目標を達成した時の皆の喜びは実にすばらしく感動的なものとなる。

　　
会長　　
河村　貴雄