まずは前回のおさらいを簡単に・・・
競争が激しく,勝ち残るため多額の資金を必要とする既存市場を
レッドオーシャンと定義した際に
未開拓で競争がなく,自らがパイオニアとなれる新規市場を
ブルーオーシャンと定義する
それがブルーオーシャン戦略でした。
詳しくは↓
http://www.kawamura-k.com/blog/archives/2009/06/post-19.html#more
マイケル・ポーター氏が競争戦略の原理を説いた際
競争戦略で勝ち抜くためには
徹底的なコスト戦略か
徹底的な差別化戦略の
どちらか二者択一で選択するしかないと言われていました。
しかし,近年はさらなる競争激化により
「コストと差別化の両立」へと大きくシフトしているようです。
それを「スマートリーン戦略」と呼びます。
そして,そのスマートリーン戦略の延長線上にブルーオーシャン戦略があります。
ではでは,本題です。
少し前のお話しですが,
次世代ゲーム機合戦では,任天堂とソニーは激烈な商戦を繰り広げてきました。
今回比較して見ていきたいのはその各々のゲーム機
「Wii VS PS3」です
PS3のターゲットは「子供,若者,ゲーマー」といった客層です
その客層はゲームに関して言えば目が肥えていて
より高度な操作性や画質
最先端のメディア再生機能とグラフィック技術を求めており
そこがレッドオーシャン,すなわち高付加価値での競争領域です。
(この領域にアメリカのゲーム機,XBOXも参戦)
そこで,Wiiはこの局面をさけるべく
そもそものマーケットを変えることによる,ブルーオーシャン戦略を練りました。
Wiiがターゲットに絞った客層は,今までゲームにあまり縁の無かった
「女性や中高年」
にシフトしました。
ここで,下記の戦略キャンパスを用いて,WiiとPS3の違いを見て行きたいと思います。
上記のように,Wiiの新ターゲットとして女性・中高年にとっては
必要なものと,必要でないものが浮き彫りになってきてました。
ターゲットにとって,画質はそんなに必要ではなく
ブルーレイなどのメディア再生機能も必要なく,それらを取り除きました。
反対に操作性は易しく,家庭との親和性を重視し
分かりやすく,家族で楽しめるソフトの開発に力を入れました。
このように,「取り除く・減らす・増やす・加える」を行い
見直すことで,より買い求めやすい価格におさえることができました。
(最先端の技術開発に力を入れずに済んだので)
このことが,「低コスト」かつ「高付加価値」を実現した戦略でして
任天堂は未開拓で競争がなく
自らがパイオニアとなれる新規市場を獲得したことにより
次世代ゲーム機合戦で,勝利をおさめることができたのです。
今一度,自社のマーケットを見直し
「取り除く・減らす・増やす・加える」の作業をすることによって
新たなマーケット=ブルーオーシャンを探し当て
勝利を目指してみるのも,良いかもしれませんね♪
さぁ,良いアイディアが浮かびましたら
迷わず
河村会計にご相談を(笑)
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