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河村会計事務所ブログ

数字を読む
2009.04.13

今日は税理士らしく

少し数字の話しをします。


損益計算書(以下P/Lという)は企業の経営成績を表し,

貸借対照表(以下B/Sという)は企業の財政状態を表します。

P/Lは一年経過するとゼロにリセットされ,数字を翌期に繰り越しません。

一方,B/Sは創業した時から現在までの繰越表であり残高表です。


B/Sは人間で云えば体質を表します。

例えばB/Sに固定資産が多額に計上され,

その反対側に借入金が同じ程度あり,

月々の金融機関への返済が困難であれば,

固定資産の一部を売却して,借入金をある程度返済すべきです。

これを「減量経営」というように

まさにB/Sを体質化した表現です。


数字(係数情報)を読める人は

たとえその企業の経営者と面識がなくとも

過去3~5期のP/LとB/Sを分析すると経営者の考え方や

経営に対する姿勢(会社の将来,従業員に対する考え方等)を

かなり適確につかむこともできます。

数字を読める読めないは別にして,

それだけ数字は現状を正確に表現します。


係数情報を読むことにより

現場での問題点が顕在化します。

直ちに現場でその改善をはかると,

翌月の係数情報に改善の成果が

しっかりと反映されます。


本当の意味で,数字が読めるとは

係数情報と現場(人・物・金・情報等の実体経済)を

自由自在に行き来することです。


5年後,10年後の目標貸借対照表を作成することにより,

この1年,1ヶ月,1週間,今日の打つべき手が自ずとわかってきます。

まさに数字は生きていると云われるゆえんです。

 
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